水道水の原料は川の水 ~ダムの役わり~

水道水の原料

広島市の水源
広島市の水源

わたしたちの家のじゃ口から出ている水道水の原料は何でしょう。
広島市では、太田川や土師ダム(江の川)の水を使って、水道水をつくっています。雨の少ない国では、海水からま水を作っているところもありますが、たいへんお金がかかります。

水のじゅんかん

水のじゅんかん川や海の水はどこから来てどこへ行くのでしょう。
川の水や海の水は、太陽の光であたためられて、じょう発し、水じょう気となり、雲になって雨や雪をふらせます。
山にふった雨や雪は、せせらぎとなって川や池にそそぎこみ、地下にしみこんで、地下水やわき水となります。
また、川の水はわたしたちの飲み水になったり、田んぼに引かれたりしながら海へ流れます。
このように水は地球の上をじゅんかんしているのです。

ダムの役わり

平成6年のように、雨が何日間もふらないと川の水はひあがってしまい、水道水をつくることができくなったり、田んぼに水を送ることができなくなってしまいます。
そこで、川の上流にダムをつくって、雨がたくさんふったときにためておき、少しずつ流すことが考えられました。
ダムには、次の4つの役わりがあります。

  • たくさん雨がふったときに水をためて、洪水をふせぐ。
  • 水道水となる水をためる。
  • 川に住んでいる魚などの生き物を守ったり、田んぼの水がかれないように、一定の量の水を流す。
  • 水力発電をする。
    広島では、こくどこうつうしょうが、太田川の上流に温井(ぬくい)ダムをけんせつしました。
  • ダムがためることのできる水の量は
    地球のイラスト ポリ容器(20リットル)で約39.5億杯分・地球を17.7周(赤道の周長40.056キロメートル)
  • ちょすいちの広さは1.6キロ平方メートル

    野球場のイラスト広島市民球場(マツダスタジアム)の約125倍(12,710平方メートル)の広さ
  • 高さを比較すれば

     温井ダム・広島城・宮島の大鳥居のイラスト 温井ダム(約156メートル)・広島城(約38メートル)・宮島の大鳥居(約16メートル)

緑のダム

緑のダム人がつくったダムのほかに、「緑のダム」といわれる自然のダムがあります。これは、山にある森や林のことです。
森や林は、木の葉がたまり、木々の根が土の中でふくざつにからみあい、小さな生き物がトンネルをほったりして、まるでスポンジのようになっています。山にふった雨は地面にしみ込んで、このスポンジにたくわえられているのです。「緑のダム」がなくなってしまうと、水が一気に流れてしまうので、さいがいになることもあるのです。わたしたちは、森や林を大切にして、自然とじょうずにつきあっていかなくてはなりません。

広島市の水道が、おいしい水をみんなの家にとどけることができるのは、太田川とその太田川にきれいな水をそそぎ続けてくれる「ゆたかな森林」のおかげです。 水道局は、太田川を守り、ゆたかなせい流としてみらいにのこしていくため、広島に水道ができてちょうど100年たった平成10年に太田川のみなもとである冠山の山林を買いました。ここは、「広島市・太田川げん流の森」といいます。水道局では、太田川げん流の森で、広島市みんのみなさんがいっしょになって木のなえを植えたり、森林やきれいな川の流れにふれあい、自然について考え、「緑のダム」を守っていくことにしています。
秋には、太田川げん流の森で枝打ちなどの森林を育てる活動を行います。「緑のダム」を守ろうと思った人は、参加してくださいね(広島市の広報紙「市民と市政」で参加する人をぼ集します)。

広島市・太田川源(げん)流の森
広島市・太田川源(げん)流の森地図
もっときょうみがあるひとは…
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