水道事業ガイドライン

水道事業ガイドラインに基づく業務指標(平成26年度版)を算出しました。

1 「水道事業ガイドライン」とは?

「水道事業ガイドライン」は、経営の効率化、事業経営の透明性の確保を目的として、給水サービスレベルなどを定量的に評価し総合的に判断していくための業務指標として、平成17年1月に(公社)日本水道協会が制定したものです。

このガイドラインは、大別して「安心・安定・持続・環境・管理・国際」の6つの柱からなる137項目の「業務指標」が定められています。これらの業務指標により、整備目標や経営効率化への取り組みなど幅広い経営情報を数値化することで、多角的な視点から事業経営の自己診断を行うとともに、お客さまに、わかりやすい情報を提供できると考えています。

2 算出した主な業務指標の概要

【安心】 水資源の保全や水質管理に関する指標(22項目)

本市では、水道水を安定して供給するために必要な水源水量を確保しています。なお、平成26年度は、県営水道用水供給事業からの受水量が減少したことや、平成26年8月20日の豪雨災害の影響による一日最大配水量(平成26年8月21日)の増加のため、水源余裕率が減少しました。(1002水源余裕率)

また、お客さまに水質基準に適合した安全でおいしい水道水を安心して飲んでいただくため、水質管理体制の強化などに取り組んでいます。(1104水質基準不適合率)

業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
1002
水源余裕率
=[(確保している水源水量/一日最大配水量)-1]×100 44.1% 48.7% 46.3% 49.7% 39.4%
1104
水質基準不適合率
=(水質基準不適合回数/全検査回数)×100 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%
【安定】 将来への備えやリスク管理などに関する指標(33項目)

本市の耐用年数を経過した管路の割合(2103経年化管路率)は、増加傾向にあります。このため、安定給水を確保する観点から、老朽管を計画的に取り替えています。(2104管路の更新率)

また、地震など災害時においても、お客さまに水道水を安定してお届けするため、災害対策にも重点的に取り組んでおり、着実に整備が進んでいます。(2210管路の耐震化率)

業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
2103
経年化管路率
=(法定耐用年数を超えた管路延長/管路総延長)×100 8.9% 9.3% 12.7% 13.8% 15.1%
2104
管路の更新率
=(更新された管路延長/管路総延長)×100 0.55% 0.73% 0.60% 0.51% 0.54%
2210
管路の耐震化率
=(耐震管延長/管路総延長)×100 21.0% 21.9% 22.8% 23.5% 24.5%
【持続】 運営基盤の強化やサービスの充実等に関する指標(49項目)

水道事業は、お客さまからの水道料金により必要な経費を賄う独立採算制で運営しており、本市では平成14年度以降、純利益を計上していましたが、平成26年度は、地方公営企業会計基準の改定により、将来見込まれる費用の引当金などの計上で、特別損失が増加したため、純損失を計上しています。(3003総収支比率ほか)

そのほか、借金である企業債残高が水道料金収入の約4.1倍もありますが、近年、財務体質の強化を図るため企業債残高の抑制に取り組んできており、着実に改善傾向にあります。(3012給水収益に対する企業債残高の割合)

業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
3003
総収支比率
=(総収益/総費用)×100 107.6% 105.5% 105.6% 106.1% 85.0%
3012
給水収益に対する企業債残高の割合
=(企業債残高/給水収益)×100 456.1% 443.5% 423.9% 418.5% 411.3%
【環境】 環境保全に関する指標(7項目)

水道事業は、水道水をつくるため多量のエネルギーや薬品を使用し、二酸化炭素や廃棄物を排出していることから、本市では環境負荷の低減に取り組んでいます。(4002配水量1立方メートル当たり消費エネルギー)

  

この取り組みの一つである、水道水をつくる過程における浄水発生土の再利用では、道路の路盤材など、現在、すべてを有効に利用しています。(4004浄水発生土の有効利用率)

業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
4002
配水量1m3当たり消費エネルギー
=全施設での総エネルギー消費量/年間配水量 1.67MJ
/m3
1.66MJ
/m3
1.65MJ
/m3
1.67MJ
/m3
1.66MJ
/m3
4004
浄水発生土の有効利用率
=(有効利用土量/浄水発生土量)×100 100% 100% 100% 100% 100%
【管理】 適正な業務運営や維持管理に関する指標(24項目)

本市では、安全な水道水を安定して供給していくため、老朽管について、強度が高く破損しにくいダクタイル鋳鉄管への取り替えを計画的に進めています。(5102ダクタイル鋳鉄管・鋼管率)

また、漏水防止対策にも取り組んできており、平成25年度まで漏水率は減少していましたが、平成26年8月20日の豪雨災害の影響により、平成26年度は、漏水率が前年度より増加しました。(5107漏水率)

業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
5102
ダクタイル鋳鉄管・鋼管率
=[(ダクタイル鋳鉄管延長・鋼管延長)/管路総延長]×100 92.0% 92.6% 92.0% 91.7% 93.3%
5107 漏水率 =(年間漏水量/年間配水量)×100 3.6% 3.4% 3.2% 3.1% 3.2%
【国際】 国際貢献に関する指標(2項目)

本市では、海外の水道技術者を研修生として迎え、それぞれの国の水道の状況改善に役立ててもらうため、水道施設の維持・管理に関する研修を実施しています。(6101 国際交流数)

                        
業務指標 22年度 23年度 24年度 25年度 26年度
6101 国際交流数 =年間人的交流件数 3件 2件 3件 3件 3件

その他の指標については下記のPDFファイルをご覧ください。

クリックすると資料をPDF形式で入手できます。

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